top of page

アナトミーである理由:続

そんな悩みを抱えながらも、来て頂いていた生徒さんには満足してもらいたいし、

何より、喜んでもらいたい。

当時の私は、そんな一心で

色んなヨガスタジオに行ってみたり、

ワークショップやらイベントやらに足を運んでみたり、専門書を買って読んだりしたものでした。

そんな時にふと出会ったのが、内田かつのり先生でした。

初めてお会いした時と言ったらもう衝撃の連続でした。(多くは語るまい)

中でも一番衝撃だったのは、「骨盤の話」!

ですが、骨盤の話よりも何よりも、大切なことをたくさん教わりました。

それが「アナトミー」(解剖学)でした。

「ヨガでカラダを変えたいのなら、そこにどれだけの汗を流したのさ!」

「人様にヨガを教えたいのなら、カラダについてどれだけ学ぼうとしてきたのさ!」

「がんばった人にだけしか至ることが出来ない世界ってあるんだよ。」

そんなことを、ヨガ解剖学という分野を通して

時に厳しく、時に激しく、時に優しく、時に笑いながら、たくさんの事を学ばせてもらいました。

そして、そのヨガ解剖学は、今後の自分がヨガというアーサナに向き合っていく時に、

あるいは、人様にヨガを教えるとなった時に、いつかつまずく自分を、

「大丈夫だよ」、「こんな考え方してごらん?」と

時には道しるべになってくれる、いつしか私にとってヨガ解剖学はそんな存在となりました。

「アナトミー」(解剖学)は何もお医者さんだけの知識ではない。

私たち、カラダを動かしていくヨギーにだってあって良い知識。

それは、ヨガを通してカラダを柔らかくしたい人たちや、強くしたい人たちにとって、

無理矢理ではなく、安全に効率的に育てていくためには決して無駄ではない知識なはず。

今までの私は、ただ自分の練習の中でカラダが変わっていった

という経験だけしか持っていなかった。

だから、何故?の部分が答えられなかったし、

どうすれば?という部分も「続けていればいつか変わる」という事しか言ってあげられなかった。 (未だ、皆さんに誇れるほど強くも無ければ柔らかくもありませんが)

その経験にヨガ解剖学という知識があわさり、それが轍(わだち)となることで、

これからヨガを初めようという方や、

もっとヨガを楽しみたいという方への今度は道しるべになっていくと、私はそう信じていまし、

そうすることが今の私が、ヨガの神様から授かった使命であるとも思っています。

ただし、知識だけがあっても何も変わりません。

そこには、その知識を真摯に受け止めるご自身の姿勢だったり、 普段の実践があって、初めて変化という効果が現われ始めるからです。

そんな時に、改めてこのセリフを生徒さんには伝えようと思います。

「アナトミーである理由」の冒頭にも申し上げた、

 「続けていればいつか柔らかくなるよ」

 「呼吸や丹田、チャクラを意識するんだよ」

 「無理のない範囲でやっていればいつか神様が微笑んでくれるよ」

という言葉。

知識があるからこそ、活きる継続という実践。

継続という実践があるからこそ、活きる知識。

この両方を大切にしていきたいから「ヨガアナトミー」(解剖学)。

いつか道しるべが欲しいよとなった時に、このヨガアナトミーに触れてみてください。

いつでもお待ちしております。

著:Sachico


特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page